米ぬかの消臭効果で気になるニオイがスッキリ!米ぬかで消臭剤を作ってみよう。

これまでも、米ぬかの使い道について様々な方法をご紹介してきました。食べたり、掃除に使ったり、肥料にして園芸に使用したり……たくさんの使い方がありとても便利な米ぬかですが、実は消臭効果もあります。

そこで今回は、米ぬかの消臭効果についてと米ぬかを使った消臭剤の作り方についてご紹介します。

米ぬかの消臭効果

米ぬか消臭剤

米ぬかには「γオリザノール」「フェルラ酸」などの抗菌成分が豊富に含まれています。これらの成分には強い抗酸化作用があり、活性酸素の除去や抗菌効果が非常に高いです。

また、焙煎すると消臭効果が増すという特徴もあります。

米ぬかの消臭効果は特に油脂の酸化臭を抑え、魚の匂いやアンモニアなどの窒素化合物の臭いを抑える働きもあります。これらは、いわゆる加齢臭の原因になる成分です。そのため、米ぬかから抽出したエキスは汗拭きシートや、歯磨き粉に使われることもあります。

他にも、米ぬかの成分を素材に配合した、消臭効果のあるゴミ袋や、抗菌性・消臭性の特性を利用した野菜保存袋などの製品も見かけるようになりました。

消臭剤の作り方

米ぬか炒める

ここでは、家庭で簡単に作れる消臭剤の作り方と使い方をご紹介します。

先ほどごお伝えしたように、米ぬかは焙煎(煎る)ことで、消臭効果が増します。そのため消臭剤を作るときも煎るのがオススメです。

米ぬかの消臭剤の作り方は、とても簡単です。

  1. フライパンで米ぬかをこんがりするまで煎る
  2. 薄手の通気性の良い袋に煎った米ぬかを入れる

たった、これだけの手順で消臭剤ができます。使い方は、臭いの気になる冷蔵庫や靴箱、シンクの下などに置くだけでOKです。

お茶パックに入れれば、小さい消臭剤を作ることができるので、ちょっとした隙間に置いたり、生ごみの袋に一緒に入れておけば嫌な臭いを消してくれます。

下駄箱と米ぬか消臭剤

元々、食べることもできる素材だけで作った消臭剤なので、食料品をおいている冷蔵庫や野菜などの食材の保管場所などでも安心して利用できます。

米ぬかの香りはあまりキツくないので、芳香剤のような強めの香りのする消臭剤が苦手な人にもオススメです。

まとめ

今回は、米ぬかの消臭効果と消臭剤の作り方についてご紹介しました。米ぬかには抗菌作用のある成分が含まれていて、煎るだけで簡単に消臭剤を作ることができます。

元々は食品として食べられるもので作られているので、冷蔵庫の中などの食べ物の近くに消臭剤をおきたい人や、ペットや小さいお子さんがいる人も安心して利用することができそうですね。ぜひ、この記事を参考にして米ぬかの消臭剤を作って利用してみてください。

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